158商品のドックフードを徹底比較!「ドッグフードの神様」

犬の皮膚・食物アレルギー対策に役立つおすすめのドッグフード5選!

犬が抱えやすいアレルギー性皮膚炎には大きく分けて3つあります。

  1. 食物アレルギー性皮膚炎
  2. アトピー性皮膚炎
  3. ノミアレルギー性皮膚炎

この他にもさまざまなアレルギーが存在するのですが、ここでは食物アレルギーに注目し、食物アレルギー対策に役立つドッグフードの選び方やおすすめのドッグフード5選を紹介していきたいと思います。

個体によってアレルゲンが異なるため、この記事で紹介するドッグフードがすべての犬に適しているわけではありません。あくまでも参考として役に立てていただけたら幸いです。

【基本】犬のアレルギー対策にいいドッグフードの選び方

犬の食物アレルギーと上手に向き合うためには、まずドッグフードの選び方に気をつけてみましょう。

実際に「ドッグフードを変えたらアレルギー症状が緩和した」という話はよくあり、薬を投与するよりも有効的な方法なため食事の改善を推薦する獣医師も非常に多いです。

食物アレルギーの対策方法については後半部分で解説するとし、まずは食物アレルギー対策にいいドッグフードの選び方について紹介していきます。

単一タンパク源である

食物アレルギーは、食品に含まれるタンパク質が主な原因となっています。体が特定のタンパク質を異物だと認識すると、免疫システムが過敏に働いてアレルギーを発症します。

何の食品に含まれるタンパク質に反応してしまうのかを見分けやすくために、まずは1種類の肉や魚が使われたドッグフードを選んで1袋ずつローテーションしてみましょう。

これはアレルゲンを特定するためにも有効な手段であり、特定のタンパク質に敏感になってしまうことも予防しやすくなります。

ただし、その時はチキンが大丈夫でも、数ヶ月後に同じチキンを食べてアレルギー反応を示してしまうことがあります。またその逆で、その時はチキンが合わなくても、数ヶ月後にチキンのドッグフードを食べても問題なかったということもあります。

アレルゲンとなりやすい食品が使われていない

アレルゲンとなる食品は個々によって異なりますが、アレルゲンとなりやすい代表的な食品をあらかじめ避けておくことも対策するうえで大切なことです。

たとえば以下のような食品がありますね。

小麦、大豆、卵、乳製品、とうもろこし、じゃがいも、鶏肉、牛肉、豚肉など。

ただし、これらの食品が必ずしもアレルギーの原因となってしまうとは限りません。中には、鶏肉は大丈夫だけどラム肉で反応を示してしまうという犬もいます。

また、小麦や大麦、ライ麦などの穀物に含まれるグルテン(タンパク質の一種)もアレルゲンとなりやすいので気をつけましょう。

原材料がシンプルである

何の食品に対してアレルギー反応を示すのかを見極めやすくするためにも、原材料がシンプルで明確なドッグフードを選ぶようにしましょう。

読むのが億劫になるほどいろんな原料が混ざっていると、何に反応しているのか分からなくなります。

余計な添加物が含まれていない

保存料や着色料といった化学合成物質がアレルギーの原因となることもあります。

化学合成物質に関しては、加工の段階で使われた成分に関しては原材料に記載されていません(記載しなくても良いことになっている)。

そのため原因となる成分を把握することは本当に難しいのですが、なるべく合成サプリメント(ビタミンやミネラル)以外の添加物が入っていないドッグフードを選ぶようにしましょう。

鶏や牛などに抗生物質やホルモン剤といった化学薬品が使われていないかも、併せて確認されることをおすすめします。

犬のアレルギー対策に人気のドッグフード15種類を徹底比較!

以上の4つのポイントを踏まえて、ここでは犬のアレルギー対策に選ばれやすい人気のドッグフード15種類を比較してみることにしました!

比較する項目は「タンパク源」「無添加」「アレルギーに配慮しているか?(以下、備考)」の3つです。

商品名 タンパク源 無添加 備考
アカナ(パシフィックピルチャード)
イワシ 穀物・グルテン・鶏肉・牛肉・豚肉・卵・乳製品・ポテト不使用
アーテミス「オソピュア」(サーモン&ガルバンゾー)
サーモン・ガルバンゾー豆 穀物・大豆・乳製品・とうもろこし・鶏肉・牛肉・豚肉不使用
アディクション(ビバ・ラ・ベニソン)
鹿肉粉・ドライポテト・ドライタピオカ 穀物・大豆・乳製品・とうもろこし・鶏肉・牛肉・豚肉不使用
アランズナチュラルドッグフード
ラム肉・玄米・全粒大麦、全粒オーツ麦 小麦・大豆・乳製品・とうもろこし・鶏肉・牛肉・豚肉不使用
オリジン(6フィッシュ)
サバ・ニシン・カレイ・アカディアンレッドフィッシュ・アンコウ・シルバーヘイク 穀物・グルテン・鶏肉・牛肉・豚肉・卵・乳製品・ポテト不使用
キアオラ(ラム)
ラム生肉・乾燥サーモン・ポテト 穀物・大豆・乳製品・とうもろこし・鶏肉・牛肉・豚肉不使用
Dr.ケアワン
鶏肉・大麦・玄米・むらさき芋 小麦・大豆・乳製品・ともろこし・牛肉・豚肉不使用
ナチュラルチョイス(鹿肉&玄米)
鹿肉・玄米・オートミール ポテト・鶏肉・牛肉・豚肉不使用
ネイチャーズバラエティ(インスティンクトLID ラム)
ラム肉・タピオカ 穀物・グルテン・ポテト・鶏肉・牛肉・豚肉・魚・卵・乳製品不使用
ピナクル(サーモン&ポテト)
サーモン 米・小麦・大豆・とうもろこし・鶏肉・牛肉・豚肉不使用
フィッシュ4ドッグ(サーモン)
サーモン・ポテト 穀物・グルテン・チキン・ビーフ・卵・乳製品不使用
FORZA10「レジェンド」(スキン)
魚粉(アンチョビ)・サツマイモ・ポテトタンパク 穀物・大豆・乳製品・とうもろこし・鶏肉・牛肉・豚肉不使用
ブルー(成犬用 フィッシュ&玄米レシピ)
白身魚・ニシン・玄米・大麦・オートミール・チキン・馬鈴薯・サツマイモ とうもろこし・大豆・牛肉・豚肉不使用
POCHIザ・ドッグフード(ワイルドサーモン)
サーモン・フィッシュペプチド(タラ・ニシン・スズキ)・スイートポテト 穀物・グルテン・ポテト・チキン・ビーフ・卵・乳製品・レンダードプロダクツ不使用
ロータス(フィッシュレシピ)
イワシ・タラ・乾燥じゃがいも・乾燥全卵 穀物・乳製品・とうもろこし・鶏肉・牛肉・豚肉不使用

犬のアレルギー対策に選ばれやすいドッグフードを比較してみて分かったのは、アレルギーにきちんと配慮しているドッグフードほど原材料の数が少ないということですね。

また、アレルゲンとなりやすい食品もなるべく除去しています。できるだけ添加物に頼らないドッグフードもいくつか見受けられました。

そこで次に、これらの比較を踏まえた上でさらに中身を掘り下げ、犬のアレルギー対策に使いやすいおすすめのドッグフード5選を紹介していきたいと思います。

犬のアレルギー対策におすすめなドッグフード5選!

食物アレルギーは個体によってアレルゲンが異なるため、ここで紹介する5つのドッグフードが必ずしも愛犬の体質に合うとは限りません。必ず原材料を確認し、愛犬の体質に合うかどうかを判断した上で使用するようにしましょう。
アカナ(パシフィックピルチャード)
アカナ(パシフィックピルチャード)の特徴
アカナのパシフィックピルチャードは、タンパク源にバンクーバー島沖で獲れた新鮮なイワシのみを使用したドッグフードです。原材料に植物性タンパク質凝縮物は一切使われていません。合成サプリメントはビタミンE・亜鉛・銅の3種類のみとなっています。
価格 1,242円(340g)
5,724円(2kg)
14,040円(6kg)
20,520円(11.4kg)
内容量 340g、2kg、6kg、11.4kg
評価 5.0
編集部からのコメント
ここではイワシを使ったパシフィックピルチャードを紹介しましたが、アカナの「シングルシリーズ」にはラム肉、豚肉、ダックを使った単一タンパク源ドッグフードもあります。同ブランド内でローテーションできるメリットもあるため高く評価しました。
アランズナチュラルドッグフード
アランズナチュラルドッグフードの特徴
アランズナチュラルドッグフードは、原材料わずか8種類、主要タンパク源に生ラム肉(肉含有量55%)を使用したドッグフードです。穀物アレルギーのある犬には合わせられませんが、なるべく原材料の少ないドッグフードが必要な時に使いやすい商品になります。
価格 【通常】3,960円
【定期】3,564円
内容量 2kg
評価 4.5
編集部からのコメント
アランズナチュラルドッグフードは原材料がシンプルというメリットがあるほか、生産時にも人工添加物を一切使っていない良さがあります。合成サプリメントの添加もないので、化学合成物質に過敏に反応してしまう犬にも使いやすいドッグフードです。
Dr.ケアワン
Dr.ケアワンの特徴
Dr.ケアワンは、鹿児島産の鶏肉を使用した国産ドッグフード(一般食)です。原材料は余計なものを含まないとてもシンプルな構成で、総合栄養食ではないのでビタミンとミネラルの添加もありません。鶏肉と穀物が大丈夫であれば活用しておきたい商品です。
価格 【通常】3,000円
【定期初回】2,400円~
【定期】2,700円~
内容量 800g
評価 4.5
編集部からのコメント

Dr.ケアワンに使われている食材はすべて厳選された国産原料です。原材料の数もそこまで多くなく、何を使っているのか明確であるため、アレルギーを抱えている犬にも安心して合わせられる良さがあります。手作り食を活用している家庭にもおすすめしやすい商品です。
フィッシュ4ドッグ
フィッシュ4ドッグの特徴
フィッシュ4ドッグは、その名のとおり魚を使ったドッグフードです。ここで紹介している「サーモン」は原材料わずか9種類、さらに汚染環境や飼育コントロールを厳重に管理された質の良いサーモンが使われています。フィッシュ4ドッグ全てに食品添加物が使われていません。
価格 960円(400g)
3,080円(1.5kg)
5,130円(3kg)
8,740円(6kg)
14,000円(12kg)
内容量 400g、1.5kg、3kg、6kg、12kg
評価 4.0
編集部からのコメント
ここでは「サーモン」を紹介していますが、他にも白身魚やサーディン(イワシ)を使ったドッグフードもあります。サーディン以外はポテトの使用があるので、ポテトアレルギーのある犬には注意しましょう。
ネイチャーズバラエティ インスティンクト LID
ネイチャーズバラエティ インスティンクト LIDの特徴
ネイチャーズバラエティのインスティンクト LIDは、アレルギーの原因となる原料(穀物、グルテン、乳製品、卵、牛肉など)を一切使わないドッグフードです。ポテトアレルギーにも配慮し、炭水化物にはタピオカを使用しています。
価格 4,400円
内容量 2kg
評価 4.0
編集部からのコメント
ネイチャーズバラエティは、もともとグレインやグルテンを含まないドッグフードとして親しまれています。そこでさらにアレルギーに配慮したものを!と開発されたのが、単一動物性タンパク源に絞ったこのインスティンクト LIDシリーズです。ラムのほかにターキーもあります。

迷ったらコレ!犬のアレルギー対策にアカナドッグフードをおすすめする理由!

食物アレルギーの原因は個体によって異なるため、特定のドッグフードを強くおすすめするつもりはありません。

ここはあくまでも私が選んだドッグフードとして参考にしていただきたいのですが、なぜアカナを選んだのか?その理由を簡単にまとめてみました。

アカナをおすすめする理由
  1. 単一タンパク源に制限されている。
  2. 植物性タンパク質凝縮物も含まれていない。
  3. 合成サプリメントが3種類(ビタミンE・亜鉛・銅)のみ。
  4. 同じシリーズにラム肉・ダック・豚肉のドッグフードもある。
  5. 低炭水化物なので肥満や糖尿病予防にもなる。
  6. すべて人間用食品として認定の受けている原料を使用。
  7. 穀物・ポテト・卵・乳製品不使用。

食物アレルギーに特化したドッグフードは数多くありますが、アカナのこのシリーズは植物性タンパク質凝縮物を使用していないんですね。

ここで紹介している「パシフィックピルチャード」の場合はイワシの魚肉や臓器のみを使用して単一タンパク源に絞っているので、アレルギーを抱えているあらゆる犬に合わせやすいのではないかと判断し高く評価しました。

また、イワシそのものがノースバンクーバー島沖で獲れる新鮮なものです。汚染の心配もほとんどありません。

さらに合成サプリメントの添加が3種類と少ないので、化学合成物質に過敏に反応してしまう犬にも比較的使いやすいドッグフードかと思います。

ただし、グリーンピースやヒヨコ豆といった豆類がいくつか使用されているので、豆類が体質に合わない場合は他のドッグフードを検討されるといいでしょう。

犬のアレルギー対策におすすめな国産ドッグフードってある?

アレルギーに配慮した国産ドッグフードは年々増えてきており、とくに小麦グルテンを含まない商品をよく見かけるようになりました。

ここで紹介した「Dr.ケアワン」以外にも、以下に紹介する商品もアレルギーを抱える犬に比較的使いやすいのではないかと思います。

  • ZEN(魚肉、鹿肉、猪肉を使ったグレインフリーのフードがある)
  • YumYumYum!(馬肉やかつおを使ったフードがある)

ちなみに、ZENはグルテンも含まれていません。ちょっとお値段は高いですが、それだけ原材料に強いこだわりを持つドッグフードなので安心して使えます。

チキンアレルギーの犬にターキーやダックのドッグフードは大丈夫?

チキン(鶏肉)に対してアレルギー反応を起こすと、ターキーやダック(鴨)を使っているドッグフードに切り替える飼い主さんも少なくありません。

そこで気になるのが、同じ「鳥」なのにターキーやダックは本当に大丈夫なのか?ということですよね。そこで、それぞれの特徴についてまとめてみました。

ターキーの場合

ターキーは犬にとって消化も良く、コレステロールが最も少ないお肉です。アレルギーを誘発する抗原がチキンとは異なるため、チキンはダメでもターキーなら大丈夫という犬もいます。

しかしここで注意しなければならないのは、七面鳥(ターキー)は鶏に種として近い鳥類ということです。つまりチキンがダメな犬は、ターキーもダメである可能性が高いということになります。

もちろんその反対もありますが、初めて試す場合は試供品で様子をみた方が良さそうです。

ダック(鴨やアヒル肉)の場合

ダックのお肉は、鶏(ニワトリ)や七面鳥よりも赤みの強い肉が特長です。同じ鳥類でも鶏と七面鳥のグループとは異なり、栄養価もアレルギーを誘発する抗原も異なります。

そのため、チキンがダメな犬でもダックなら大丈夫ということが結構あります。もちろんダックすらもダメな場合もありますが、七面鳥より比較的アレルゲンになりにくいようです。

ただしダックの場合であっても、初めは少量から様子を見るようにしましょう。

日本ではダックというと一般的に「アヒル」を差しますが、英語圏では「鴨」と「アヒル」の両方を差します。

ドッグフードをローテーションして上手に愛犬のアレルギー対策を!

犬のアレルギー対策をするにあたり、ドッグフードをローテーションするという話をよく耳にするかと思います。

これは、同じタンパク質を長期的に摂取してアレルギーを発症させないための方法であり、かつアレルゲンを特定していくための有効手段にもなります。

例えば、ラム肉→サーモン→鹿肉→豚肉といった感じで、異なるタンパク源のドッグフード(あるいは手作り食)を1~3ヶ月単位でローテーションしていく方法です。

ただし、中にはアレルゲンの構造分子が似ている他の食品に交差反応を示してしまう子もいます。分かりやすく言うと、サーモンでアレルギーが出てしまう犬はマグロやタラにも交差反応を示すことがあるということです。

食べさせているドッグフードの原材料をすべて紙に書き出しておくと、他の商品の原材料と比較しやすくなるぞ!

愛犬のアレルギー症状がひどい場合は動物病院へ!

アレルギー症状が酷い場合や治まらない場合は、必ず動物病院を受診するようにして下さい。

なぜなら、必ずしも食物アレルギーとは限らないからです。もしかしたらノミやダニが原因の場合もありますし、遺伝性のアトピーが原因となっているかもしれません。

節約になるからと自力で解決しないで、そこは多少お金がかかっても専門家の力を借りるようにしましょう。アレルゲンを把握するまでは時間もかかりますが、愛犬を苦しみから少しでも早く解放してあげられる方法の1つになると思います。

  

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