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犬はキャベツを食べて大丈夫?食糞対策にもいいの?量や与え方を解説

ドッグフードのトッピングや手作り食にも用いられることの多いキャベツ。何気なくキャベツを愛犬に食べさせている家庭も多いと思うのですが、与え方や量などは大丈夫でしょうか?

そこで今回は、犬にキャベツを与える際の注意点や食べるメリット、そして犬にキャベツを食べさせると食糞しなくなるその真相について詳しく解説していきたいと思います!

  • 【監修】ペットフードアドバイザー1級 / 犬の管理栄養士
    ドッグフードの神様 運営者
    Hitomi
    雑種犬モコ・保護猫3匹と暮らしています。犬の食生活と健康を深く考えるなか、まずは犬の栄養学とドッグフードの正確な知識をちゃんと身につけたいと思い、ペットフードアドバイザー1級と犬の管理栄養士を取得。1匹でも多くの犬が体に合った食事をできるよう、フードの提案や情報発信を行っています。
    ペットフードアドバイザー1級:日本動物医療コンシェルジュが設立した、一般社団法人日本生涯学習協議会が監修・認定する資格。ペットの健康管理を根底にした正しいペットフードの知識や、技能をもった専門家が所持しています。
    犬の管理栄養士:犬の健康と命を守るためにしつけから病気の看護まで、基礎獣医学の遵守をもとに設立された全日本動物専門教育協会が認定している資格。栄養学に関する幅広い知識を有しています。

犬はキャベツを食べても大丈夫!子犬やシニア犬も食べていいの?

まず結論から言うと、犬はキャベツを食べても問題はありません。キャベツにはとくに中毒症状の出る成分等が含まれていないため、これが犬にキャベツを与えていい理由になります。

ただし、消化器官が未発達の子犬や、消化機能が低下している成犬・シニア犬にキャベツを与える際は、量やその与え方に注意しましょう。

詳しくは後述しますが、何も考えずにキャベツを犬に与えるのは好ましくありません。

また、キャベツはアレルギーの心配がほとんどない野菜です。しかし、稀にアブラナ科の野菜が合わない子もいますので、初めて食べさせる際は少量から様子を見るようにして下さい。

犬はキャベツを食べると食糞しなくなるって本当なの?

犬がキャベツを食べると食糞しなくなるのか?についてですが、これは必ずしも100%ではありませんが、可能性は大いにあると言えます。

その理由は、キャベツに含まれる食物繊維や酵素が腸内の善玉菌を増やす働きをしてくれるからです。

実際に人間の便でも、善玉菌が増えると便臭が軽減し、悪玉菌が増えると便臭が増減することが分かっています。これは犬の便においても同じことが言えるので、キャベツを食べることで善玉菌が増えて便臭が減り、結果、食糞防止にも役立つということが言えるのです。

ただし、キャベツを1回食べたからといって食糞が改善されるわけではありません。食糞対策ができるくらいにするには、1日5g程度の生キャベツを毎日食べ続ける必要があります。

神様
キャベツに含まれる酵素は加熱すると死滅してしまうから、食糞対策をするなら生で食べないと意味がないぞ。

食糞対策のためにキャベツを毎日食べさせ続けるくらいなら、まずはベースとなる食事の内容を見直し、なるべくすぐに便を始末する習慣をつけるなどの対策を考えた方が賢明です。

犬にキャベツを与える際に注意しておきたい5つのこと!

キャベツは犬も食べれる野菜です。しかし何でもかんでも知識なしに与えるのは大変危険なので、キャベツを与える際に気をつけておきたい5つのことをまとめてみました。

キャベツを与える量に注意する

キャベツには食物繊維がそれなりに含まれています。その含有量は100gあたり約1.8gで、これはレタスとほぼ同等の含有量になります。

程よくキャベツを食べさせることは便秘や胃もたれなどの解消にもなるからいいのですが、食べ過ぎるとお腹にガスが溜まったり、消化不良による下痢や嘔吐を引き起こすこともあるため注意しましょう。

1日に与えていいキャベツの量は、芯を除いた葉の部分を5gまでです。

生キャベツではなく茹でキャベツを与える

本当はキャベツを生のまま食べた方がキャベツの栄養素を生かせるのですが、茹でるなど加熱してから与えた方が犬も消化しやすく、消化器官に余計な負担をかけずに済みます。

また、刻んでから与えるとより消化しやすく、整腸作用などの効果を得られやすくなります。

胃腸の弱い犬にはキャベツの芯をなるべく与えない

キャベツの芯には「硝酸イオン」という成分が含まれています。

硝酸イオンは胃液の分泌が少ないと亜硝酸に変化する成分で、もともと胃腸が弱い犬などが摂取すると、メトヘモグロビン血症を生じて中毒症状を起こす危険性があります。

そのため、胃腸の機能が弱っている犬や消化器官が未発達な子犬にはキャベツの芯を与えない方が無難でしょう。

健康な犬ならさほど心配する必要はありませんが、犬の胃腸の状態は見た目だけでは分かりませんので、与える際はくれぐれも注意するようにして下さい。

シュウ酸カルシウム結石がある場合はキャベツを控える

キャベツには「シュウ酸」という成分も含まれています。

シュウ酸を含む量はほうれん草よりも約半分ではありませんが、シュウ酸カルシウム結石を抱えたことのある犬や、現在抱えている犬には念のためキャベツを控えるようにしましょう。

神様
キャベツのシュウ酸の含有量は、100gあたり約300mgじゃ。ちなみに、ほうれん草は100gあたり約800mgのシュウ酸が含まれておるぞ。

甲状腺異能低下症がある場合はキャベツを控える

キャベツやブロッコリー、ケールなどのアブラナ科野菜には「ゴイトリン」という成分が含まれています。

このゴイトリンは甲状腺ホルモンの合成を阻害することが報告されているため、一般的には甲状腺機能低下症の犬にキャベツを与えることは好ましくないとされています。(参考:Oregon State Univercity「アブラナ科の野菜」

ところが、犬がキャベツを食べて甲状腺機能が低下したという臨床報告は今のとことありません。恐らく、甲状腺に影響を及ぼすくらい犬がキャベツを大量に食べることが非現実的であるというのが理由の1つだと考えられます。

ただし、甲状腺に何かしら問題を抱えている場合は必ずかかりつけの動物病院へ相談してから与えるようにして下さい

【キャベツの栄養素】犬にはどんなメリットがあるの?

次に、キャベツの栄養素と犬にとってのメリットを紹介していきたいと思います。

栄養素については「五訂日本食品標準成分表」を参考にしています。すべて100gあたりで計算されています。

キャベツには食物繊維が含まれている!

エネルギー 23kcal 灰分 0.5g
水分 92.7g 灰分飽和脂肪酸 0.02g
タンパク質 1.3g 不飽和脂肪酸 0.03g
脂質 0.2g コレステロール 0
炭水化物 5.2g 食物繊維 1.8g

キャベツには食物繊維がそれなりに含まれています。含有量は野菜の中でも決して多い方ではありませんが、芽キャベツになると100gあたり5.5gと約3倍になります。

ふつうのキャベツなら食べ過ぎさえしなければ消化不良の心配はありませんが、芽キャベツは小さく食べやすいため、与え過ぎによる消化不良には十分注意しましょう。

キャベツはビタミンの宝庫!

カロテン 710μg ナイアシン 0.9mg
ビタミンE 0.6mg ビタミンB6 0.27mg
ビタミンK 150mg 葉酸 240μg
ビタミンB1 0.19mg パントテン酸 0.76mg
ビタミンB2 0.23mg ビタミンC 160mg

キャベツはビタミン類の宝庫で、とくに血液と骨の健康に欠かせないビタミンK、免疫機能を促進するビタミンC、そして体の細胞の機能をサポートする葉酸が多く含まれています。

また、キャベツには「キャベジン」と呼ばれるビタミンUも豊富に含まれています。ビタミンUは胃腸の念悪を強化・保護したり、胃や十二指腸などに対する抗潰瘍作用もあるすごいビタミンなのです。

神様
ビタミンUは熱に弱いから、生キャベツを食べた方がビタミンUを効率よく摂取できるぞ!

筋肉の強化に欠かせないカリウムが含まれている!

ナトリウム 5mg マグネシウム 14mg
カリウム 200mg リン 27mg
カルシウム 43mg 0.3mg

キャベツ100gあたり約200mgのカリウムが含まれています。カリウムは摂取し過ぎると高カリウム血症を引き起こす恐れもあるため注意しなければなりませんが、適度に食べることで筋肉の強化や血流の改善が期待できます。

キャベツに含まれているカリウム程度なら問題はないとされていますが、肝臓病や腎臓病(腎不全など)を抱えている場合は念のため控えた方がいいでしょう。食べさせる際は、かかりつけの獣医師に相談した上で食べさせるようにして下さい。
まとめ

キャベツはとても栄養のある野菜ですが、だからと言ってキャベツをご飯代わりにしたり、肥満対策やダイエットにいいからとドライフードを減らしてキャベツを大量にトッピングした餌を与えることだけはやめましょう。

生物学的に見ても、いくらキャベツが大好きだからといっても、犬にキャベツをメインにしたご飯を毎日食べさせることは好ましくありません。病気のリスクを高める危険な行為です。

キャベツはあくまでもおやつ、もしくは総合栄養食や手作り食のトッピングとして活用するようにしましょう。キャベツが嫌いな犬に無理やり食べせる必要もありません。

まずはきちんとした総合栄養食を食べさせるようにし、その上でキャベツなどの野菜を上手に活用することが愛犬のためにもなります。

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