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犬は梨を食べて大丈夫?アレルギーの心配は?注意点や与え方を解説!

夏から秋にかけて旬を迎える果物と言えば梨。犬に食べさせてあげたい果物としても人気の梨ですが、果たしてそのまま与えてしまっても大丈夫なのでしょうか?

そこで今回は、犬は梨を食べても大丈夫なのか?与え方やアレルギーなど注意すべきことは何か?など、犬と梨の関係性を詳しく解説していきたいと思います。

  • 【監修】ペットフードアドバイザー1級 / 犬の管理栄養士
    ドッグフードの神様 運営者
    Hitomi
    愛犬モコ・愛猫3匹と暮らしています。犬の食生活と健康を深く考えるなか、まずは犬の栄養学とドッグフードの正確な知識をちゃんと身につけたいと思い、ペットフードアドバイザー1級と犬の管理栄養士を取得。1匹でも多くの犬が体に合った食事をできるよう、フードの提案や情報発信を行っています。
    ペットフードアドバイザー1級:日本動物医療コンシェルジュが設立した、一般社団法人日本生涯学習協議会が監修・認定する資格。ペットの健康管理を根底にした正しいペットフードの知識や、技能をもった専門家が所持しています。
    犬の管理栄養士:犬の健康と命を守るためにしつけから病気の看護まで、基礎獣医学の遵守をもとに設立された全日本動物専門教育協会が認定している資格。栄養学に関する幅広い知識を有しています。

梨は犬が食べても大丈夫!子犬やシニア犬にも与えていいの?

まず結論から言うと、犬は梨を食べても問題ありません。果物に対してアレルギーがなければ、基本的に子犬~シニア犬まですべての犬が梨を食べて大丈夫です。

ただし、犬が梨を食べれるのは種・茎・葉を除いた果肉部分のみ、それも熟した果肉のみになります。他にも、犬に梨を与える際の注意点がいくつかあるので、次より詳しく解説していきたいと思います。

犬に梨を与える際に注意しておきたい5つのこと!

梨は犬も食べれる果物です。しかし何でもかんでも知識なしに与えるのは大変危険なので、梨を与える際に気をつけておきたい5つのことをまとめてみました。

未成熟の梨は与えない

スーパーや市場で買うような梨はすでに熟しているので大丈夫ですが、梨狩りなどで手に入れたような梨は未成熟の場合もあります。

未成熟の梨には「アミグダリン」と呼ばれる青酸配糖体が含まれており、これが犬の体内で分解されると青酸毒が発生し、呼吸困難・痙攣・嘔吐・腹痛などの中毒を起こすこともあるため注意が必要です。大量に摂取してしまうと死につながる恐れもあります。

梨を与える時は、必ず熟した梨を与えるようにしましょう。

青酸配糖体は、他にも青梅・杏・・びわ等の種、アジサイの葉に含まれています。

梨の皮・種・芯は与えない

梨の種や芯をわざわざ犬に与える人はいないと思いますが、これらは犬にとって消化されにくい部分です。胃腸への負担を軽減するためにも、必ず取り除いて梨の果肉部分のみを与えるようにしましょう。

とくに梨の種には、微量ながらもアミグダリンが含まれています。免疫力が低下している犬などが口にすると嘔吐してしまうこともあるため、この辺りも十分に注意して下さい。

また、梨の皮も消化性や農薬のことを考えると与えない方が良いでしょう。

与える量に気をつける

梨の約90%は水分でできています。とくに健康を害する成分が入ってないからとはいえ、与え過ぎると消化不良や下痢・軟便などの原因となるため量には注意しましょう。

1日に与えていい量は、生の梨20g程度までです。ドッグフードに野菜や果物がたくさん使われているようであれば、無理して梨を20gも与える必要はありません。

梨には「石細胞」という成分(シャリシャリとした食感の元)も含まれています。この石細胞は適量を摂取することで便通を良くしてくれますが、胃腸で消化されない成分なので摂り過ぎると下痢を引き起こすこともあります。

与える大きさに気をつける

梨そのものが犬にとって消化されにくい果物なので、細かくカット、あるいはすりおろしてから与えるようにしましょう。

人間に合わせて一口大にカットした梨は犬にとって大きいため、噛まずに丸呑みしてしまうと喉に詰まる恐れがあります。

果物アレルギーがある場合は控える

稀に果物アレルギーの犬がいます。これまで食べ物で何かしらアレルギーを発症したことがある場合は、念のため梨を与えるのは控えましょう。

もしも果物に対してアレルギーがある場合は、下痢、嘔吐、湿疹、発疹、皮膚の赤み・かゆみ・腫れなどのアレルギー症状が出ます。様子がおかしいと感じた場合は、すぐにかかりつけの動物病院に相談するようにして下さい。

【梨の栄養素】犬にはどんなメリットがあるの?

次に、梨の栄養素と犬にとってのメリットを紹介していきたいと思います。

栄養素については「五訂日本食品標準成分表」を参考にしています。すべて100gあたりで計算されています。

タンパク質分酵素「プロテアーゼ」が含まれている!

エネルギー 43kcal 灰分 0.3g
水分 88g 飽和脂肪酸
タンパク質 0.3g 不飽和脂肪酸
脂質 0.1g コレステロール 0
炭水化物 11.3g 食物繊維 0.9g

梨には、タンパク質を分解する消化酵素「プロテアーゼ」が含まれています。プロテアーゼは消化の手助けをする働きがあるため、体内で分解されにくいお肉などと一緒に食べると消化されやすくなるなどのメリットがあります。

また、梨にはアミノ酸の1つである「アスパラギン酸」も含まれています。その含有量は100gあたり140mgほど。

アスパラギン酸にはタンパク質の合成を助ける働きがあるほか、疲労回復をサポートする働きがあります。

ビタミン類は少ないけどリンゴ酸やクエン酸が豊富!

カロテン ビタミンB6 0.02mg
ビタミンE 0.1mg 葉酸 6μg
ビタミンB1 0.02mg パントテン酸 0.14mg
ビタミンB2 Tr ビタミンC 3mg
ナイアシン 0.2mg

梨にはビタミン類が多く含まれていません。ビタミン補給としての役割はあまり期待できませんが、その代わり有機酸の「リンゴ酸」「クエン酸」が含まれています。

これらの成分は体内には溜まった乳酸を取り除く働きがあるため、程よく摂取することで疲れにくい体づくりをサポートしてくれます。

筋肉の強化に欠かせないカリウムが含まれている!

ナトリウム Tr マグネシウム 5mg
カリウム 140mg リン 11mg
カルシウム 2mg

バナナメロンほどではありませんが、梨にもカリウムが含まれています。

カリウムは摂取し過ぎると高カリウム血症を引き起こす恐れもあるため注意しなければなりませんが、適度に食べることで筋肉の強化や血流の改善が期待できます。

肝臓病や腎臓病(腎不全など)を抱えている場合は、摂取するカリウム量に気をつけなければなりません。スイカを与える場合は、念のためかかりつけの獣医師に相談した上で食べさせるようにして下さい。
まとめ

良質な総合栄養食を食べている場合は、わざわざ毎日梨を犬に食べさせる必要もありません。これが飼い主さんに心得ていただきたい、犬と梨の付き合い方です。

基本は、ちゃんと栄養のある総合栄養食を食べさせてあげることです。梨はおやつ程度に留め、まずはベースとなる食事をしっかり管理するようにしましょう。

ただ、梨は与え方や量さえ守れば良い水分補給源になります。夏バテ対策や熱中症対策として、時々活用されてみるのはいいかもしれませんね。

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【監修】ペットフードアドバイザー1級 / 犬の管理栄養士
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