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グレート・ピレニーズはどんな性格や特徴なの?飼い方は難しい?

「ピレネー犬」という呼び名でも親しまれている超大型犬グレート・ピレニーズ。日本でお目にかかることはそこまで多くありませんが、ファンがとても多い人気の犬種です。

ここでは、グレート・ピレニーズの特徴・性格・飼い方などを一般的な情報を元にまとめてみました。

性格や飼い方の難しさなどは、育ってきた環境や触れ合ってきた人によって変わります。すべてのグレート・ピレニーズが同じ性格・特徴ではありませんので、家族として迎え入れたい場合は必ず譲渡側に引き取りたい子の性格や特徴を確認して下さい。

グレート・ピレニーズってどんな犬?どんな特徴があるの?

グレート・ピレニーズってどんな犬なのか?どんな特徴があるのか?を理解するために、まずはグレート・ピレニーズに関する基本的なことについて紹介していきます。

グレート・ピレニーズの歴史

グレート・ピレニーズはアジアの「チベタンマスティフ」が祖先犬だと言われています。紀元前6世紀頃にヨーロッパに持ち込まれました。

その頃からピレネー山脈で牧羊犬として活躍するようになり、時にはオオカミやクマなどから家畜を守る役割もしていたそうです。

やがてグレート・ピレニーズの白くて大きな姿は、ヨーロッパの貴族から注目を浴びるようになりました。中世のフランスでは警備犬として使われていた記録も残っているそうです。

その後、グレート・ピレニーズは絶滅の危機を迎えますが、愛好家たちによって絶滅の危機を乗り越え、現在はフランスをはじめとする欧米諸国で高い人気を誇っています。

グレート・ピレニーズの基本的なデータ

項目 基本データ
名称 ピレニアン・マウンテン・ドッグ(ヨーロッパ地方)
グレート・ピレニーズ(北米や日本)
原産国 フランス
体高 オス69~81cm、メス60~75cm
体重 オス45~60kg、メス40~52kg
寿命 11~13歳前後
毛色 白(グレー、薄いイエロー、オレンジなどの斑が頭部、耳、尾の付け根にある白もいる)

体高や体重を見て分かる通り、グレート・ピレニーズは超大型犬です。ゴールデン・レトリバーよりも大きいので、いかに貫禄のある犬種か想像できることかと思います。

そして彼らは骨格もしっかりしており、大きな頭、垂れ耳、ダブルコートの厚い被毛もグレート・ピレニーズならではの特徴になります。

その他の特徴としては、後ろ足に「狼爪(ろうそう)」があることですね。ふつうの犬は前足にあるのですが、グレート・ピレニーズは後ろ足についています。

グレート・ピレニーズの価格

グレート・ピレニーズの一般的な価格相場は、12~25万円前後と言われています。どこから迎えるか、血統や毛色によっても値段が変わってくるのでこの場限りではありません。

ただし、グレート・ピレニーズをペットショップで見かけることはまずないので、専門のブリーダーやグレート・ピレニーズに詳しい人を尋ねてみるといいでしょう。

グレート・ピレニーズの性格や性質について

  • 穏やか
  • 愛情深い
  • 責任感が強い
  • 警戒心が強い
  • 独立心が強い
  • 勇敢で恐れ知らず

グレート・ピレニーズは穏やかでおっとりしていると一般的に言われていますが、防衛能力にも優れている犬種なので勇敢な性格も持ち併せています。

飼い主さんの指示なしに危険な人や物に立ち向かうことはありませんが、元は牧羊犬。時には飼い主さんを守ろうと自ら判断して攻撃的になることもあるようです。

グレート・ピレニーズの飼い方においての注意点

グレート・ピレニーズを安易な気持ちで飼うことはやめましょう。犬を家族として迎え入れるというのはそう簡単なことではありません。

ましてやゴールデン・レトリバー以上の大きさの犬を飼うということは、広いスペースはもちろんのこと、費用・時間・知識もそれなりにたくさん必要になってきます。かわいいからという気持ちだけでは飼えません。

そこで、グレート・ピレニーズの飼い方で注意しなければいけないことをまとめてみました。

  • 大型犬に見合った飼育環境を用意する。
  • 適正なしつけをしっかり行う(叩く、蹴るなどの暴力行為は絶対にダメです!)。
  • 食事管理・健康管理をしっかり行う。
  • 1日約1~2時間の散歩を目安にする。
  • 定期的にトリミング&シャンプーをする。
  • 暑い環境で飼育しない。

大型犬に見合った飼育環境を用意する

超大型犬を飼うためには、広いスペースを確保する必要があります。狭い家屋では息苦しい思いをさせてしまうので、できるだけ広い部屋や庭がある家庭で飼えるようにしましょう。

また、超大型犬というだけで怖がる人もいます。もしも住宅が密集している地域で飼う場合は、まず先に近所の理解を得ることもマナーのひとつと言えます。

適正なしつけをしっかり行う

グレート・ピレニーズのしつけに関しては、専門的な知識と経験が必要です。大型犬を飼うことに慣れている人やしつけが得意な人には向いてる犬種と言えます。

大型犬は力が強いがゆえに、ちゃんとしつけがされていないと家族のみならず他の犬や人にも危害を加える恐れがあるので注意しましょう。小さな子供は一瞬で倒されます。

しつけに不安がある場合は、信頼のできるドッグトレーナーにまずは相談してみましょう。

食事管理・健康管理をしっかり行う

グレート・ピレニーズは、股関節形成不全膝蓋骨脱臼などの関節疾患に気をつけなければなりません。これは大型犬全般に言えることでもあります。

また、骨肉腫を発症しやすい犬種としても知られており、グレート・ピレニーズの場合は中年齢くらいから発症しやすい傾向があるようです。

定期的な健康診断はもちろんのこと、毎日の食事管理やボディチェックも欠かさないようにしましょう。

1日約1~2時間の散歩を目安にする

グレート・ピレニーズは元牧羊犬ということもあり、歩くことや運動することを得意としています。できるだけ散歩もたっぷりさせてあげましょう。

歩くときは足早に歩くのではなく、ゆったりとした速さで歩かせることがポイントです。運動不足は筋肉や骨が衰えにつながるので気をつけましょう。

定期的にトリミング&シャンプーをする

グレート・ピレニーズの被毛はダブルコートで抜け毛が多く、毛色が白なので汚れが目立ちやすい特徴をもちます。そのため、定期的なシャンプーとトリミングは欠かせません。

大型犬なので料金は高めになりますが、ここでケチって放置していると毛のもつれや最悪皮膚トラブルを引き起こす恐れもあるため注意しましょう。

できれば、シャンプーは月1回、トリミングは1~2ヶ月に1回のペースでしておきたいものですね。あとは自宅で毎日ブラッシングをしてあげましょう。

暑い環境で飼育しない

もともと寒冷の山岳気候に適応している犬種なので、日本のような湿度の高い暑い夏を大の苦手としています。

夏もそこまで暑くならない涼しい地域での飼育ならいいのですが、そうじゃない場合はきちんとエアコンを稼働して涼しい環境をつくってあげましょう。

被毛がダブルコートであるが故に、暑さで熱中症になることもあるので気をつけて下さい。

まとめ

グレート・ピレニーズを飼うためには、経験・知識・良い飼育環境・経済的余裕・家族全員の理解が必要です。

初めて犬を飼う人にはあまり向かない犬種でもあるため、どうしても欲しい場合は専門のブリーダーやグレート・ピレニーズに詳しい人に相談してから決めるといいでしょう。

良心的な人なら、向いているか向いていないかちゃんと教えてくれます。また、経験談などもいろいろ教えてくれるでしょう。

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