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大型犬に合う餌とその選び方は?評判のいいおすすめドッグフード5選

大型犬は、小型犬・中型犬以上に脂質やカロリーのバランスを気を付けなければなりません。食べれば何でもOK!という考えでドッグフードを選ぶことは避けておきたいものです。

では、どういったドッグフードを選んでおくと大型犬の健康にプラスになるのか?また、その中でできるだけ家計に負担のかからない安全な餌はどれなのか?

犬の管理栄養士である私が、大型犬に合うドッグフードの選び方を4つのポイントでまとめてみました。その上で、大型犬におすすめのドッグフード5選を紹介していきます!

  • 【監修】ペットフードアドバイザー1級 / 犬の管理栄養士
    ドッグフードの神様 運営者
    Hitomi
    雑種犬モコ・保護猫3匹と暮らしています。犬の食生活と健康を深く考えるなか、まずは犬の栄養学とドッグフードの正確な知識をちゃんと身につけたいと思い、ペットフードアドバイザー1級と犬の管理栄養士を取得。1匹でも多くの犬が体に合った食事をできるよう、フードの提案や情報発信を行っています。
    ペットフードアドバイザー1級:日本動物医療コンシェルジュが設立した、一般社団法人日本生涯学習協議会が監修・認定する資格。ペットの健康管理を根底にした正しいペットフードの知識や、技能をもった専門家が所持しています。
    犬の管理栄養士:犬の健康と命を守るためにしつけから病気の看護まで、基礎獣医学の遵守をもとに設立された全日本動物専門教育協会が認定している資格。栄養学に関する幅広い知識を有しています。

【基本】大型犬に適したドッグフードの選び方

まず初めに、大型犬を健康的にサポートしてくれるドッグフードの選び方についてです。4つのポイントでまとめてみましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。

主原料が良質な肉や魚である

大型犬の体を健康的に維持するためにも、質の良い動物性タンパク質の摂取が欠かせません。

とくに中高齢期に入ると筋肉が分解されやすくなるため、筋力低下による体の老化が促進されないよう十分なタンパク質を与える必要があります。

ただし、極端な高タンパク食は避けておきましょう。食事中のリン含有量が高いと腎臓への負担が大きくなるため、きちんとリンの含有量も調整されているフードを選ぶことが大切です。

理想なバランスは、原材料の約半分に低脂肪の動物性原料が使われていて、残り半分に野菜や果物といった植物性原料が使われているものになります。

脂肪含有量とカロリーが高すぎない

大型犬は、小・中型犬に比べると1日の消費カロリーが少なめです。

大型犬にとって肥満は骨や関節への大きな負担となりますから、きちんとライフスタイルに合わせてカロリーをコントロールし、その上で体重管理をするようにしましょう。

また胸部の深い大型犬(秋田犬、ラブラドールレトリバー、ドーベルマン、ボクサーなど)は、胃がガスで膨れ上がる胃拡張や、胃がねじれる胃捻転を発症しやすい傾向にあります。

これらを防ぐ方法の1つとして食事内容の改善にあり、まず油脂が多くまれるドライフードを避けることです。実際に、油脂が多く含まれるドライフードは胃からの排出が遅れて胃拡張のリスクが高まるという報告が出ています。

骨・関節軟骨成分が含まれている

大型犬は身体が大きく活発なため、関節にかかる負担も自然と大きくなります。

シニア期に入ってからの関節ケアでは遅いことも多く、より早い時期から関節を健康的に保つための食事選びが必要になってきます。

そこでぜひ、関節に良い「グルコサミン」「コンドロイチン硫酸」「MSM(メチルスルフォニルメタン)」の3つの成分が含まれたドッグフードを選んでみましょう。入っていない場合は、サプリメントなどで補足してあげることをおすすめします。

  • グルコサミン:軟骨の原料で、軟骨を再生したり修復したりする働きがある。
  • コンドロイチン硫酸:グルコサミンと一緒に摂取することで、軟骨のクッション性や柔軟性を保つ役目を果たす。
  • MSM:アミノ酸の構成要素の1つである硫黄の供給源で、骨や皮膚、コラーゲンの生成を補助。関節痛などを和らげる働きもある。

消化に良い食べ物・成分が含まれている

大型犬は消化器官も非常にデリケートです。個体差はありますが、大型犬は栄養価の高い食事(カロリーが高めの食事)をすると下痢しやすい傾向にあります。

また、炭水化物だらけのドッグフードや品質の良くないドッグフードを食べても同様のことが起きやすいので気をつけましょう。

大型犬にとって消化の良い食事とは、分解しにくいタンパク質や脂質、余計な化学合成物質などが含まれていない食事です。繊維質が多い食事も消化に負担をかけます。

ドッグフードの場合は、消化を助ける酵素や乳酸菌などがきちんと含まれていたり、新鮮な食材が低温でじっくり調理されているものを選ぶといいでしょう。

消化に負担のかかる食事は、それだけ内臓にも負担がかかるので体が疲れやすくなります。免疫力の高い体をつくるためにも、消化性の良いドッグフードを選ぶことが大切です。

大型犬の餌に評判のいいドッグフード15種類を徹底比較!

以上の4つのポイントを踏まえて、ここでは大型犬の餌に選ばれやすい人気のドッグフード15種類を比較してみることにしました!

比較する項目は「主原料」「脂肪/100gあたりのカロリー」「骨・関節軟骨成分の配合」の3つです。

なお、人間用食品と同等基準の原材料が使われているものは主原料を青文字で示しています。

商品名 主原料 粗脂肪/カロリー 関節成分
アカナ(アダルトラージブリード)
新鮮骨抜き鶏肉 13%・鶏肉ミール12%・七面鳥肉ミール11%(肉類含有量60%) 15%/338kcal グルコサミン・コンドロイチン
アーテミス「フレッシュミックス」(アダルトドッグ)
フレッシュチキン・ドライチキン・フレッシュターキー 14%以上/361kcal
オリジン(6フィッシュ)
サバ・ニシン・カレイ(肉類含有量85%) 18%以上/394kcal グルコサミン・コンドロイチン
カナガン
骨抜きチキン生肉26%・乾燥チキン25%・サツマイモ(肉類含有量60%) 17%/361kcal グルコサミン・MSM・コンドロイチン
コストコ「カークランド」(ラム・ライス・ベジタブル )
ラム・ラムミール・玄米 14%以上/365kcal グルコサミン・コンドロイチン
サイエンスダイエット(アダルト 大型犬種用 成犬用)
トウモロコシ・小麦・トリ肉(チキン、ターキー) 16.3%/371kcal グルコサミン・コンドロイチン
シュプレモ(成犬用)
チキン(肉)・チキンミール・玄米 14%以上/350kcal
※シニア犬用はあり
ナチュラルチョイス(中型犬~大型犬用 成犬用 チキン&玄米)
チキン(肉)・チキンミール・玄米 13%以上/355kcal グルコサミン・コンドロイチン
ネルソンズ
乾燥チキン28%・チキン生肉20%・サツマイモ(肉類含有量48%) 15%/362kcal グルコサミン・コンドロイチン
ビタワン
穀類(トウモロコシ・脱脂米糠・コーングルテンフィード・小麦ふすま) 8%以上/350kcal
ファインペッツ
鹿肉・鶏肉・オートミール(肉類含有量80%) 16%/440kcal グルコサミン・コンドロイチン
ブルー(大型犬 成犬用 チキン&玄米レシピ)
骨抜き鶏肉・チキンミール・玄米 12%以上/317kcal グルコサミン・コンドロイチン
モグワン
チキン&サーモン(生肉・乾燥肉)53% 12%/344kcal グルコサミン・MSM・コンドロイチン
ユーカヌバ(ラージ アダルト)
肉類(鶏・七面鳥)・とうもろこし・小麦 11%以上/377kcal
ロイヤルカナン(マキシ アダルト)
肉類(鶏・七面鳥)・とうもろこし・とうもろこし粉 15%以上/397kcal グルコサミン・コンドロイチン

大型犬の餌に選ばれやすい人気の15商品を比較してみて、「ん?これで本当に犬の健康をサポートできるのか?」と疑問に感じるドッグフードがいくつかあることが分かりました。

まず、主原料に穀類が使われているドッグフードは、どう考えてもフードのカサを増すために使われている穀類であることが分かりますね。栄養のためとは思えない使い方です。

他のドッグフードはお肉を使うなどして原材料に良い面は見られるのですが、一部、安全とは言い難い酸化防止剤保存料が使われているものもありました。

また、脂肪になりやすい動物性油脂が使われていたり(そもそも動物性油脂は何の動物から採取しているのか分からないのでおすすめしていない)、調味料を使っているドッグフードも混在しています。

それに比べ、青文字のついたドッグフードは原材料の使い方や栄養バランスが配慮されていますね。できることなら、このようなドッグフードを選んでおきたいものです。

そこで次に、これらの比較を踏まえた上でさらに中身を掘り下げ、大型犬に合わせておきたいドッグフード5選をまとめてみました!

【決定】大型犬におすすめのドッグフード5選!

評価の基準

ここで紹介する5つのドッグフードは、大型犬の特徴や抱えやすいトラブルを踏まえた上で、私が個人的にドッグフードの原材料・栄養成分値・製造工程などあらゆる情報を調査した上で高く評価した商品です。完全さを保証するものではありません。

ネルソンズ
ネルソンズの特徴
ネルソンズは、生後7ヶ月~7歳の中・大型犬を対象にしたドッグフードです。原材料の48%に良質なチキンが使われており、口の大きな犬でも食べやすいよう粒が厚みのある三角形になっています。お腹の健康に良いオリゴ糖や、野菜・果物もバランスよく配合されています。
価格 【通常】7,800円
【定期】6,630円
内容量 5kg
評価 5.0
編集部からのコメント
大型犬用のドッグフードは数多くありますが、ネルソンズのようにリーズナブルな価格で質の良い肉・野菜・果物をバランスよく配合したドッグフードはそう多くありません。対象年齢は7歳までですが、大型犬なら5~6歳頃までの成犬に食べさせてあげるといいでしょう。
アカナ アダルトラージブリード
アカナ アダルトラージブリードの特徴
アカナのアダルトラージブリードは、炭水化物量とカロリーを抑えた大型犬専用のドッグフードです。全体の60%に新鮮なお肉を、そして残りの40%に野菜などがバランスよく含んでいます。炭水化物には低GI値食品が使われているので、肥満対策も期待できますよ。
価格 12,960円
内容量 11.4kg
評価 4.5
編集部からのコメント
アカナのアダルトラージブリードは、大型犬の健康と体の仕組みをよく考えて開発されているドッグフードです。種類も豊富なので、愛犬のライフスタイルや健康状態に合わせたフードを選びやすいのもアカナの魅力と言えます。
オリジン
オリジン
オリジンは、原材料の約85%に新鮮な肉や魚を使った高タンパクドッグフードです。運動量の多い大型犬向け。豆やジャガイモといった植物性タンパク質に頼るのではなく、犬が本来食べるべき食事を再現するために動物性原料の割合を高くしています。
価格 1,300円(340g)
6,300円(2kg)
15,000円(6kg)
22,000円(11.3kg)
内容量 340g、2kg、5.9kg、11.3kg
評価 4.5
編集部からのコメント
オリジンはタンパク質が38%とかなり高めです。お肉中心の食事が必要な大型犬に合わせてあげるといいでしょう。栄養価の高い新鮮な食材を丁寧に低温調理しているため、添加する合成サプリメントは亜鉛(もしくは亜鉛と銅)のみとなっています。
モグワン
モグワンの特徴
モグワンは、総量の53%に良質なチキンとサーモンを使ったドッグフードです。関節に良い3つの成分や脂肪になりにくいサーモンオイル、腸の健康維持に良いオリゴ糖も含まれています。手作りレシピを再現した体にやさしい原材料が特徴です。
価格 【通常】3,960円
【定期】3,564円
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内容量 1.8kg
評価 4.0
編集部からのコメント
大型犬にとってもモグワンの原材料と栄養バランスはとても理想なんですが、粒が小さく食べづらさがあるため4位となりました。ただ、ネルソンズやアカナよりも粒が小さい分ふやかしやすいので、ふやかしたフードを与える際などに活用してみるといいでしょう。
ファインペッツ
ファインペッツの特徴
ファインペッツは、総量の80%に鹿肉・鶏肉・鮭肉などを含む動物性原料を使ったドッグフードです。消化吸収率が87%と高いため、消化機能が低下した大型犬の栄養補給フードとして活用してみるのもいいでしょう。
価格 【初回お試し】1,080円
【通常】3,394円~
【定期】3,394円~
内容量 1.5kg、4kg、8kg、16kg
評価 4.0
編集部からのコメント
ファインペッツは今回紹介したドッグフードの中でもっともカロリーが高く、小食な大型犬や消化機能が低下して少ししか食べられない大型犬などにおすすめしたいドッグフードです。粒のサイズも小粒と大粒の2タイプがあります。

迷ったらコレ!大型犬の餌にネルソンズドッグフードをおすすめする理由!

当サイトは特定のドッグフードを強くおすすめするつもりはありません。

ここはあくまでも私が選んだドッグフードとして参考にしていただきたいのですが、なぜ大型犬にネルソンズを選んだのか?その理由を簡単にまとめてみました。

ネルソンズをおすすめする理由
  • お肉をしっかり食べれて野菜や果物も摂れる。
  • 脂肪になりにくいサーモンオイルが使われている。
  • 関節に良い成分が配合されている。
  • 腸の健康を良好に保つマンナンオリゴ糖やフラクトオリゴ糖が配合されている。
  • 穀物アレルギーに配慮してグレインフリー。
  • 人間用の食品と同等基準の原料が使われている。

私が大型犬におすすめしたい餌としてネルソンズを選んだ理由は、まずはじめに原材料のバランスにありました。

ネルソンズは原材料の約半分に動物性原料が使われています。極端に動物性タンパク質が多いのは内臓への負担が心配だし、かといって低タンパク過ぎると筋力の衰えや被毛トラブルの誘発などが心配です。

その点、ネルソンズならその中間を保っています。室内で過ごすことの多い大型犬にも合わせやすく、また好みに合わせて何かお肉や魚をプラスしやすい栄養バランスになっているのもネルソンズならではの特徴です。

もちろん、体質や健康状態によって合うドッグフードが変わるので、すべての大型犬にネルソンズがおすすめというわけではありません。

大型犬の健康を少しでも良好に保つためにも、ネルソンズのような消化に負担の少ないドッグフードを選ばれてみるのも良いのではないでしょうか。

大型犬の子犬(パピー)にはどんなドッグフードがおすすめ?

大型犬の子犬にはどんなドッグフードを選んであげたらいいのか?まずは、選び方のポイントを以下にまとめてみました。

大型犬の子犬にはこんなドッグフードがおすすめ!
  • 素材の分かる安全な原料が使われている。
  • 高品質な動物性タンパク源(肉や魚)が使われている。
  • 素材の分かる油(サーモンオイルなど)が使われている。
  • 脂肪とカロリーが高すぎない。
  • カルシウムとリンのレベルが調整されている。
  • 低炭水化物である。
  • 必須ビタミンとミネラルが含まれている。
  • 危険な化学合成物質が無添加である。

大型犬の子犬は、小型犬の子犬よりも体重1kgあたりの代謝率が低い特徴があります。そのため、食事に含まれるエネルギー要求量(カロリー)には十分気をつけなければなりません。

また、大型犬の子犬はゆっくりと成長する特徴があり、成長期が生後15~18ヶ月くらいまで続きます。

とくに骨の成長には時間がかかるため、カルシウムの摂り過ぎにも十分注意しましょう。カルシウムの過剰摂取は他のミネラルの吸収を抑制するだけでなく、骨格の重度発育障害を引き起こす場合もあります。

カルシウムとリンの比率は1:1~1:2の間が最適と考えられており、総合栄養食を食べているならカルシウムのサプリメントは与える必要ありません。ただし、手作り食の場合はリンが不足しないようレシピには注意しましょう。

大型犬はいつからシニア用ドッグフードに切り替えるの?

一般的に、大型犬のシニア期は5~6歳頃から始まります。

通常は7歳からがシニア期ですが、大型犬の場合は5~6歳を目安にシニア用ドッグフードへ切り替えたり、あるいは給餌量をやや減らすなどの対策をとるようにしましょう。

ただし、5~6歳からシニア期というのはあくまでも目安です。

愛犬が今どれくらいの体内年齢なのかは個々によって変わるため、まずは定期的に健康診断を受け、その上で愛犬の健康状態に合った食事を決めていくようにしましょう。

  

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【監修】ペットフードアドバイザー1級 / 犬の管理栄養士
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