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ラム肉ドッグフードの選び方とおすすめ5選!犬の餌に安全なのは?

食物アレルギーを抱える犬や、ダイエットをしている犬に人気の高いラム肉をベースにしたドッグフード。

そんなラム肉のドッグフードですが、最近はいろんなメーカーから販売されているのでどれを選べばいいのか迷ってしまうほどです。

そこで犬の管理栄養士である私が、失敗しないラム肉ドッグフードの選び方をまとめてみました。その上で、本当におすすめできるラム肉ドッグフード5選を紹介していきます!

  • 【監修】ペットフードアドバイザー1級 / 犬の管理栄養士
    ドッグフードの神様 運営者
    Hitomi
    雑種犬モコ・保護猫3匹と暮らしています。犬の食生活と健康を深く考えるなか、まずは犬の栄養学とドッグフードの正確な知識をちゃんと身につけたいと思い、ペットフードアドバイザー1級と犬の管理栄養士を取得。1匹でも多くの犬が体に合った食事をできるよう、フードの提案や情報発信を行っています。
    ペットフードアドバイザー1級:日本動物医療コンシェルジュが設立した、一般社団法人日本生涯学習協議会が監修・認定する資格。ペットの健康管理を根底にした正しいペットフードの知識や、技能をもった専門家が所持しています。
    犬の管理栄養士:犬の健康と命を守るためにしつけから病気の看護まで、基礎獣医学の遵守をもとに設立された全日本動物専門教育協会が認定している資格。栄養学に関する幅広い知識を有しています。

【基本】良質なラム肉ドッグフードの選び方

まずはじめに、失敗しないラム肉ドッグフードの選び方です。

以下に紹介する3つのポイントを抑えておくことで、基本的に変なラム肉ドッグフードを買わずに済みます。ぜひ押さえておきましょう。

ラム肉の含有量が明確である

ラム肉を使ったドッグフードでも、全体の何%にラム肉を使っているのか分からない商品がたくさんあります。

そういったドッグフードの場合、実は原材料にラム肉があまり使われていない、あるいは他のお肉と混ぜて動物性原料を増やしている(言葉は悪いですが、うまくごまかしている)ものがほとんどです。

なぜなら、ラム肉は鶏肉や牛肉などに比べると価格も高めなので、ラム肉だけをたっぷり使うとなるとドッグフードの単価を上げなくてはならないからです。

また「ラムミール」「ラム粉」といった、生肉よりもやや栄養価の低いラム肉だけを使用しているものもあります。

ラムミールは、乾燥ラム肉(ラム肉粉)のことです。ミールというと「低品質な肉」と表現する人もいますが、メーカー側が可食部のみを使用した良質なラムミールであると情報を開示していれば問題ありません。

せっかく選ぶなら、全体の50%以上に丁寧に調理された生ラム肉を使っているドッグフードが望ましいですね。難しい場合は、せめて主原料にラム肉(生肉や乾燥肉)を使用しているものを選んでおきましょう。

「ラム&ライス」の表現に気をつける

どこかで私たちは「ラム&ライス=アレルギー対策に良さそう」と結びつけているところがあります。

ところが、ラム&ライスと書かれたドッグフードの多くは、ライス(米)以外にも小麦、大豆、トウモロコシなどアレルゲンとなりやすい原料が使われていることが多いため気をつけなければなりません。

とくにアレルギーなどを抱えていなければ大きな問題になることはありませんが、小麦や大豆がダメな犬が食べてしまったらアウトです。また、ラム&ライスと書かれていても、原材料のトップに鶏肉が使われているドッグフードもあります。

こういった適当な表現をする商品も実在するため、「ラム&ライス」という表現だけに惑わされず、原材料をしっかり確認してから購入するようにしましょう。

原材料や製造工場などの情報が開示されている

原材料の品質を調べることも大事ですが、そのラム肉ドッグフードに関する情報がどこまで開示されているか?これを見極めることも失敗しない選び方のポイントです。

とくに原材料の仕入れ先、原材料の品質、製造工場、製造過程、販売会社など、この辺りの情報が細かく開示されていると安心ですね。

ドッグフードに関する細かい情報の開示については義務付けられていませんが、どんな原料を使ってどんな風に調理されているのか分からない商品ほど怖いものはありません。

合成保存料などが無添加である

これはラム肉ドッグフードに限らずですが、合成保存料、着色料、香料、酸化防止剤などの化学合成物質が添加されていないドッグフードを選ぶことが大切です。

ドッグフードの品質や見た目を保つためには必要な成分かもしれませんが、犬が健康的に生きていく上でこれらは必要ありません。

入っていると好ましくない添加物については【全30商品】無添加ドッグフードの選び方と安全な犬の餌ランキング!を参考にしていただき、その上で、これらが含まれてないドッグフードを選ぶようにしましょう。

犬の餌に評判のいいラム肉ドッグフード15種類を徹底比較!

以上の3つのポイントを踏まえて、当サイトでは口コミで評判のいいラム肉ドッグフード15種類を比較してみることにしました!

比較する項目は「主原料」「ラム肉の含有量(あるいは動物性原料の含有量)」「無添加」の3つです。

なお、人間用の食品と同等基準の原料が使われているものに関しては、主原料を青文字で示しています。

商品名 主原料 ラム肉含有量 無添加
アイムス(健康維持用 ラム&ライス)
肉類(チキンミール・ラムミール・家禽ミール)・米・とうもろこし 不明
アカナ(グラスフェッドラム)
生ラム肉18%・ラム肉ミール18%・丸ごとグリンピース ラム肉・内臓など50%
アディクション(ル・ラム)
ラム肉粉・ポテト・タピオカ 不明
アボダーム(ラム&ライス)
乾燥ラム・玄米・白米 不明
アランズナチュラルドッグフード
生ラム肉55%以上 生ラム肉55%以上
キアオラ(ラム)
ラム生肉・乾燥ラム・ポテト 不明
コストコ「カークランド」(ラム・ライス・ベジタブル)
ラム・ラムミール・玄米 不明
ジウィピーク(ラム)
ラム生肉・ラムハート生肉・ラムトライプ生肉 ラム生肉・内臓約90%
セレクトバランス(ラム)
乾燥ラム・玄米・米 不明
ニュートロ「ナチュラルチョイス」(ラム&玄米)
ラム(肉)・ラムミール・粗挽き米 不明
ニュートロ「ワイルドレシピ」(ラム)
ラム(肉)・チキンミール・エンドウマメ 不明
ハロー(ヘルシーラム)
ラム正肉・エンドウ豆粉・エン麦 不明
プラぺ(ラム、サツマイモ&ミント)
ラム26%・乾燥ラム・ラムストック 生・乾燥ラム肉など50%
ユーカヌバ(ラム&ライス)
肉類(鶏・七面鳥)・ラム肉・米 不明
ロータス(ラムレシピ)
ラム・ラムミール・挽き割りライ麦 不明

口コミで人気のラム肉ドッグフード15種類を比較してみて、新鮮なラム肉をちゃんと使っているドッグフードが思いのほか少ないということが分かりました。

商品の解説にどれだけ「新鮮」と書かれていても、そのラム肉はどこから仕入れたのか?どういう風に調理されているのか?といった具体的な情報がないものもあります。

とはいうものの、全体的に良好なラム肉ドッグフードがとても多い印象です。消化性に疑問の残る原料が多く使われている商品も一部ありますが、それらを除けばどれを食べさせても問題はないと私は判断しています。

そこで次に、これらの比較を踏まえた上でさらに中身を掘り下げ、犬の餌におすすめしたい良質なラム肉ドッグフード5選をまとめてみました!

【決定】犬の餌におすすめなラム肉ドッグフード5選!

評価の基準

ここで紹介する5つのラム肉ドッグフードを決めるにあたり、「どんなラム肉が使われているか?」「原材料のバランス」「安全性」「価格」にポイントをおいて評価してみました。感じ方には個人差があり、完全さを保証するものではありません。

アランズナチュラルドッグフード
アランズナチュラルドッグフードの特徴
アランズナチュラルドッグフードは、イギリス産の生ラム肉を55%以上使用したドッグフードです。原材料はわずか10種類で、すべて人も食べれる良質な原料のみが使われています。食物アレルギー対策にはもちろん、無添加にこだわりたい人にもおすすめできる商品です。
価格 【通常】3,960円
【定期】3,564円
内容量 2kg
評価 5-0 5.0
編集部からのコメント
アランズナチュラルドッグフードは、これだけたっぷりの生ラム肉を使って2kgで3,000円代という良心的な価格を実現しています。ラム肉が初めてな犬にはもちろん、ラム肉が大好きな犬にも使い続けやすいのがアランズナチュラルドッグフードの魅力と言えるでしょう。
アカナ(グラスフェッドラム)
アカナ(グラスフェッドラム)の特徴
アカナのグラスフェッドラムは、ニュージーランドの牧場で草を与えられて育ったラムの生肉、レバー、トライプなどを全体の50%使用しています。低炭水化物レシピなので、太りやすい犬や血糖値が気になる犬にも合わせやすいドッグフードです。合成添加物もほとんど入っていません。
価格 1,242円(340g)
5,724円(2kg)
14,040円(6kg)
20,520円(11.4kg)
内容量 340g、2kg、6kg、11.4kg
評価 4-5 4.5
編集部からのコメント
ちょっと値段が高くても大丈夫!という飼い主さんにおすすめしたいのが、アカナのグラスフェッドラムです。アカナはラム肉以外のタンパク源も豊富に取り揃えているので、同じブランド内でローテーションしやすいのが魅力になります。粒は大粒です。
プラぺ(ラム サツマイモ&ミント)
プラぺ(ラム サツマイモ&ミント)の特徴
プラぺのラム サツマイモ&ミントは、プラぺ草のみを飼料として飼育されたウェールズ産のラム肉を50%使用したドッグフードです。炭水化物源には低GI値食品のサツマイモとエンドウ豆など、そして油には亜麻仁とサーモンオイルが使われています。
価格 【通常】3,800円~
【定期】3,610円~
内容量 2kg、4kg、6kg、12kg
評価 4-5 4.5
編集部からのコメント
プラぺもアランズナチュラル同様、お手頃価格のラム肉ドッグフードです。通販限定ではありますが、初めてラム肉を食べるワンちゃん、継続する必要のあるワンちゃんにとっては非常にありがたい価格ではないでしょうか。プラぺにはお腹に優しいオリゴ糖も配合されています。
ジウィピーク
ジウィピークの特徴
ジウィピークのラムは、ニュージーランドの草原で牧草を食べて育ったラムの肉を90%以上も使用したエアドライ・ドッグフードです。原材料のほとんどがラム肉と内臓類なので価格は高くなりますが、それだけ旨みも栄養素もギュッと凝縮されています!
価格 4,266円(454g)
7,041円(1kg)
16,632円(2.5kg)
25,894円(4kg)
内容量 454g、1kg、2.5kg、4kg
評価 4-0 4.0
編集部からのコメント
ジウィピークのおすすめポイントと言えば、ずばり天然の生肉、内臓、魚介類にほとんど手を加えず乾燥させたエアドライフードであることです。素材本来の旨味も栄養もギュッと詰まっており、消化率が95%なので消化機能が低下している犬にも合わせやすいドッグフードです。
キアオラ
キアオラの特徴
キアオラのラムは、動物性タンパク源を「ラム+サーモン」に絞って食物アレルギーに配慮したドッグフードです。自然放牧で育った生後12カ月未満の幼羊の肉を使っているので、鉄分がとても豊富に含まれています。
価格 1,657円(450g)
2,484円(900g)
6,264円(2.7kg)
10,692円(5kg)
17,064円(9.5kg)
内容量 450g、900g、2.7kg、5kg、9.5kg
評価 4-0 4.0
編集部からのコメント
キアオラは、ジウィピークをベースにして作られたニュージーランド産の高品質ドッグフードです。ラム以外にサーモンも入っていますが、サーモンは低アレルゲン食品なので深く心配する必要はないでしょう。むしろサーモン由来のオメガ3脂肪酸も含まれている特徴があります。

ラム肉ならコレ!アランズナチュラルドッグフードをおすすめする理由!

当サイトは特定のドッグフードを強くおすすめするつもりはありません。

ここはあくまでも私が選んだラム肉ドッグフードとして参考にしていただきたいのですが、そもそもなぜアランズナチュラルドッグフードを選んだのか?その理由を簡単にまとめてみました。

アランズナチュラルドッグフードをおすすめする理由
  1. 生ラム肉が55%も含まれている。
  2. 原材料に無駄がないので食物アレルギー対策にもなる。
  3. 消化に負担のかかる原料が入っていない。
  4. 室内犬にも合わせやすい栄養バランス。
  5. 遺伝的食品・化学合成物質・副産物不使用。
  6. 安心のヒューマングレード。

おすすめのラム肉ドッグフードにアランズナチュラルドッグフードを選んだ理由は、原材料がとてもシンプルで分かりやすく、贅沢にも総量の55%に生ラム肉を使っているからです。

しかも、原料はすべて人間用の食品と同等基準のもので、遺伝子組み換え食品や副産物などを使用していません。それでいて1袋あたり3,000円代という良心的な価格を実現しています。

また、タンパク質が22%と低めなので、ふだんドッグフードにお肉や魚、ウェットフードをトッピングする習慣がある場合はとても使いやすいドッグフードです。

そのままだと栄養がやや低いですから、成長期の子犬や高タンパク食を必要とする犬に与える際は何かをプラスして栄養バランスを調整しましょう。

アランズナチュラルドッグフードは、本格的なラム肉ドッグフードをお手頃価格で試してみたい、あるいはトッピングご飯に挑戦してみたいと考える飼い主さんにもおすすめしやすいドッグフードになります。

ラム肉を使ったドッグフードは犬のアレルギー対策にいいの?

ラム肉を使ったドッグフードは、犬の食物アレルギー対策にも有効なドッグフードです。

ラム肉はチキンよりも市場に出回ることが少なかったため、ラム肉を食べてきた犬がまだまだ少ない(つまり免疫機能が反応しにくくアレルギーが発症しにくい)ことが主な理由になっています。

ところが、ここ最近は少し事情が変わってきているようです。

ラム肉を使ったドッグフードが増えて手に入りやすくなったことから、犬がラム肉を食べる頻度が多くなってラム肉でもアレルギー反応を示すようになってきているということです。

今まではチキンでアレルギーが出てしまった犬も、今度はラム肉でアレルギーが出るようになってしまった…というケースが増えてきているんですね。

そうならないためにも、複数のタンパク源を数ヶ月ごとにローテーションされることをおすすめします。こうすることで、特定のタンパク質に反応して食物アレルギーの症状が出るリスクを少なからず下げてくれます。

ラム肉とチキン(鶏肉)の違いは?どちらのドッグフードがいいの?

ラム肉とチキン(以下:鶏肉)は、どちらも栄養豊富で優秀なタンパク源です。

栄養素や特徴など、何がどう異なるのかを以下にまとめてみました。

ラム肉と鶏肉の栄養成分比較

すべて100gあたりで計算しています。

食品名 エネルギー(kcal) タンパク質(g) 脂質(g) 鉄(mg) 亜鉛(mg) ビタミンB12(μg)
ラム(かた/脂身つき・生) 233 17.1 17.1 2.2 5.0 2.0
ラム(ロース/脂身つき・生) 310 15.6 25.9 1.2 2.6 1.4
ラム(もも/脂身つき・生) 198 20.0 12.0 2.0 3.1 1.8
若鶏肉(むね/皮なし・生) 116 23.3 1.9 0.3 0.7 0.2
若鶏肉(もも/皮なし・生) 127 19.0 5.0 0.6 1.8 0.3
若鶏肉(ささみ・生) 109 23.9 0.8 0.3 0.6 0.2

(引用:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

ラム肉も鶏肉も部位によって栄養成分の含有量はだいぶ異なりますが、どちらかというとラム肉の方が栄養を豊富に含んでいるでいることが分かります。

ただ、ここに書ききれなかったビタミンB6に関しては鶏肉の方が多く含んでいました(ビタミンB6はタンパク質の代謝を助ける働きがあります)。

あとはオメガ3脂肪酸もラム肉に多く含まれていますね。その含有量は鶏肉の約3~6倍です。

ラム肉の脂質は犬の体内で溶けづらい!

栄養成分の比較表を見て、ラム肉の脂質が思いのほか高いことにびっくりされた人もいるでしょう。

もちろん若鶏肉も皮つきだと脂質が高くなるのですが、ラム肉を脂質つきで示したのには訳があります。

それは、ラム肉の脂質の沸点が犬の体温よりも高くて体内で溶けづらいということ。つまり、体内に取り入れても消化吸収されにくいという特徴があります。

ラム肉 牛肉 豚肉 鶏肉
沸点 44℃ 40℃ 30℃ 28℃

ラム肉が他の肉よりもヘルシーと言われるのは、こういった特徴があるからなんですね。

ラム肉よりも鶏肉の方が消化されやすい!

実は、ラム肉よりも鶏肉の方が消化にかかる時間は短めです。

ラム肉は脂質が吸収されにくいというメリットがある一方、鶏肉よりも消化に時間がかかってしまうというデメリットがあります。そのため、胃腸の働きが弱っている犬や消化機能が低下しているシニア犬などには負担になってしまうこともあるでしょう。

ラム肉を使ったドッグフードで吐くことが多いな、なんだか食欲がなさそうと感じたら、もしかしたら愛犬にとってラム肉が負担になっている可能性もあるかもしれません。

  

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