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療法食ドッグフード「スペシフィック」の口コミと評判!安全性は?

フィッシュオイル加工の特殊技術で「油の質」にこだわった動物病院専用フード「スペシフィック」。

ここでは、スペシフィックの口コミや評判などを調査していきたいと思います。

項目 詳細
商品ランク Cランク
※S~Fランクは【全238商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。
原材料 3.5
栄養バランス 5.0
無添加 4.5
安全性 4.0
コスト 4.5
内容量 2kg
※犬用 消化器アシスト(CID:ドライ)の場合
価格 3,276円(2kg)
※楽天参考価格
目的 療法食
主原材料 米、粉卵、魚粉、トウモロコシ、ビートパルプ
タイプ ドライフード
対応年齢 全年齢対応
原産国 ベルギー
  • ※価格は全て税込です。
    ※この製品は体調や病期に応じた食事療法を目的とした栄養補助食品です。栄養素の不足や過剰摂取は獣医師に判断してもらい指示に従ってください。
編集部からの評価

当サイトは、スペシフィックをCランクと評価しました。

原材料の使い方や品質などとくに指摘するところはなく、比較的安心して利用できる療法食だなと感じました。

ただ、食材のグレードや調理方法までは開示されていません。そのため、細かい部分をいちいち気にしない人にとっては、良いドッグフードと言えるでしょう。

以前はBHT・BHAなどの安全とは言い難い添加物が使われていたものの、現在は変更されています。良い方向へと向かっているフードだなと感じました。

実際に犬用スペシフィックを購入してみました!

では、私が購入したスペシフィックを見ていきましょう。今回選んだのは「犬用 消化器アシスト(CID:ドライ)」です。

裏面はこんな感じ。わかりやすく特徴が書かれていました。原材料や給餌量は側面にあります。

さっそく開封すると、スペシフィックにはジッパーがついていました。愛犬の食事の準備もスムーズですね。

中を覗いてみると、チキン系の香りが漂ってきました。スナック菓子に近い感じで、少し油クサさもあります。香り自体は結構強めな印象です。

何粒か手のひらに取り出してみました。香りに油っぽさがありましたが、触った感触にもややべたつきがあります。

ただ、商品に「輸送や保管時の気温の変化によって、油脂成分が粒の表面に浮き出てくることがある」と記載がありました。

品質に問題はないと書いてあるので、多少のべたつきは正常の範疇なのでしょう。

粒の大きさを比較するため、1円玉硬貨と私が普段愛犬に用意しているモグワン、スペシフィックを定規とともに並べました。

スペシフィックは小判型のタイプで、横約6×縦10mmほど。厚さもそこまでないですが、モグワンと比較すると一回り大きめに見えます。

小粒の中でも、大きめなサイズといえるでしょう。

犬用スペシフィックの原材料と安全性について評価!

次に、スペシフィックの原材料と安全性についてです。ここでは「犬用 消化器アシスト(CID:ドライ)」の原材料と保証成分値をピックアップしてみました。

あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。スペシフィックには、特に危険な原料はありませんでした。

米、粉卵、魚粉、トウモロコシ、ビートパルプ、ミネラル類(Ca、P、Na、K、Cl、Cu、I、Fe、Mn、Zn)、デキストロース、動物油脂(豚)、動物蛋白加水分解物、ビタミン類(VA、VD3、VE、VK、VC、VB1、VB2、パントテン酸、VB6、VB12、ナイアシン、葉酸、ビオチン、コリン)、魚油、ナンキョクオキアミ、酵母、ポストバイオティック酵母発酵産物、フラクトオリゴ糖、サイリウム種皮、天然由来植物抽出物、キシロオリゴ糖、ユッカ粉末、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)
粗タンパク質 21.8%以上 粗灰分 9.1%以下
粗脂肪 10.7%以上 水分 10.0%以下
粗繊維 2.4%以下 代謝エネルギー 378kcal/100g

原材料は、北欧産・ヨーロッパ産のものを中心に使用しているスペシフィック。犬用 消化器アシスト(CID:ドライ)は合成着色料・合成フレーバーは使われていません。

また、フィッシュオイル加工の特殊技術を使い、高品質なオメガ3脂肪酸量を維持し「油の質」にもこだわったフードに仕上がっています。

使用している袋も機密性が高く、酸素バリア性にも優れたものを使って劣化に配慮していますよ。

さらに、製造は動物用医薬品の製造を長年専門に行ってきた欧州デクラ社製です。フード開発の歴史だけでも40年以上あり、世界の約20カ国以上で販売されている実績もあります。

こういったこだわりもあり、数ある療法食の中でも比較的信頼のできる商品だと感じました。

以前の「犬用 消化器アシスト(CID:ドライ)」は、酸化防止剤としてBHT・BHA・没食子酸プロピル、それと砂糖が使われていたものの変更されています。

これなら、一層安心して利用できますね。

ただ、食材のグレードや調理方法については開示されていません。それと、アレルゲンとなりやすい卵やトウモロコシが含まれているので、食物アレルギーを抱える犬は注意が必要です。

とはいえ、スペシフィックは原材料に使う食材の産地やオイルの劣化には、それなりに気を遣っていることが公式サイトからもうかがえます。

とくに気になる点がなければ、主治医に相談した上で使用を検討されてみるといいでしょう。

スペシフィックはこんな犬や飼い主におすすめ!
  • 獣医師から療法食を使用するよう指示が出ている犬。
  • 他社の療法食からの切り替えを検討している人。
  • ウェットフードの療法食を探している人。

BHT・BHAや砂糖などが不使用になったこともあり、現在のスペシフィックには取り立てて気になる部分はありませんでした。

犬用スペシフィックの口コミや評判ってどうなの?

評判を確かめるため、スペシフィックを愛犬に与えている飼い主さんの声を集めてみました。

犬用スペシフィックの良い口コミ

ボーダー・コリー16歳 / オス
4.0
慢性腎臓病になってしまったため、毎日CKWを食べさせています。美味しいようでちゃんとガツガツ食べてくれるし、体重も少しずつ増えてきました。最近はとても元気に過ごしています。
ミニチュア・ダックスフンド6歳 / オス
5.0
うちの子はお腹が弱いので胃薬や整腸剤が欠かせません。そんな時に病院の先生からこちらを勧められ、普段食をCIDに切り替えてみました。そしたら今まで見たことないくらい夢中で食べ、しかも健康的なうんちをするようになったんです。お腹の調子も安定しています。
トイ・プードル8歳 / メス
4.5
食物アレルギーもちのうちの犬には、やっぱりスペシフィックに限ります!何度か他の療法食も試してみましたが、下痢気味になったり体を痒がるようになるので、結局こちらに戻ってきます。

犬用スペシフィックの悪い口コミ

柴犬7歳 / オス
1.0
CIWは油分が多いせいか、これを食べる度に吐き出しては下痢をします。なので現在は、ロイヤルカナンの消化器サポート低脂肪で落ち着いています。
雑種犬12歳 / メス
1.0
せっかく経過が良かったのに、このフードを食べさせるようになってからガンが再発してしまいました。もちろんこのフードだけが原因ではないと思っていますが、切り替えようかなと思います。
パグ9歳 / オス
1.5
喜んで食べるのですが、食べた後に必ず下痢をしてしまいます。心臓、腎臓、肝臓ともに弱いのでこちらに頼りたいのですが、うちの子には合わないようで残念です。

犬用スペシフィックの口コミ・評判まとめ

スペシフィックの口コミを調査したところ、本当にいろんな声を知ることができました。

多くの飼い主が結構詳しくコメントしているので、スペシフィックが気になる方は、ぜひ通販サイト等の口コミをじっくり参考にされると良いかと思います。

ちなみに良い口コミも悪い口コミも、それぞれ症状や進行具合が異なるので統一感はありませんでした。

スペシフィックで症状が軽減された子もいれば、スペシフィックが合わないという子も実際にいるようです。

【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!

公式サイト Amazon 楽天
初回購入
定期購入
通常購入
3,896円(2kg)
3,276円(2kg)
送料 2,000円以上は無料 店舗により異なる

どこでスペシフィックを買うのがもっとも安いのか?ここでも「犬用 消化器アシスト(CID:ドライ)」を基準に、公式サイトと大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。

犬用スペシフィックの価格がもっとも安いのは楽天!

調査した結果、スペシフィックの価格が安いのは楽天であることがわかりました。公式サイトでの販売はありません。

ただし、スペシフィックのような療法食は、事前に獣医師へ相談した上で使用することが大切です。

使う必要がないのに療法食を与え続けることは、愛犬の健康にも悪い影響を与え兼ねません。必ず定期的に専門家のアドバイスを受けた上で使用するようにしましょう。

犬用スペシフィックの種類と特徴について

犬用のスペシフィックには、6つのドライフード7つのウェットフードがあります。それぞれの対象犬と特徴などを簡単にまとめてみました。

商品名 対象犬と特徴
犬用
pHアシスト
(CCD:ドライ)
ストルバイト尿石症の犬に配慮。
成分を調整し、低pH尿の産生をサポートしてくれる。
犬用
皮膚アシスト
(CDW:ウェット)
食物アレルギーのある犬に配慮。
タンパク質源をラムと米に制限している。
犬用
消化器アシスト
(CID:ドライ)
(CIW:ウェット)
下痢・嘔吐などを伴う消化器症状などのある犬に配慮。
消化性の高い原料を使い、消化吸収不良の犬・膵外分泌不全の犬にも配慮している。
犬用
腎心肝アシスト
(CKD:ドライ)
(CKW:ウェット)
慢性腎臓病・心臓病・肝臓病などの犬に配慮。
リン・蛋白質・ナトリウムなどの含有量を制限している。
シュウ酸塩・尿酸塩・シスチン尿石症の犬にも配慮。
犬用 低分子
アシストプラス
(COD-HY:ドライ)
アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・食物不耐症などの犬に配慮。
米と加水分解されたサーモンプロテインをベースにしている。
消化器症状のある犬にも配慮。
犬用
減量アシスト1
(CRD-1:ドライ)
(CRW-1:ウェット)
肥満・糖尿病・高脂血症などの犬に配慮。
カロリー量を大きく制限。
食物繊維と不溶性繊維を配合し、大腸炎・慢性下痢・便秘の犬にも配慮。
犬用
減量アシスト2
(CRD-2:ドライ)
太り気味の犬・減量後の体重管理が必要な犬・糖尿病の犬などに配慮。
脂肪含量を低くし、胆汁うっ滞や高脂血症の犬にも配慮。
犬猫用
リカバリーアシスト
(F/C-IN-W:
ウェット)
手術後の回復期や、疾病などによって栄養状態の回復が必要とされる犬(猫)に配慮。
少量で高栄養・高カロリーを補給できる。
犬用
パピープラス
(CPW:ウェット)
子犬(成長期)・妊娠及び授乳期の犬に向いている。
高消化性の食材を使うことで、適切な栄養の吸収をサポート。
犬用
アダルトプラス
(CXW:ウェット)
健康な成犬に向いている。
カロリー量を適切に抑えることで、理想的な体重維持をサポート。

上記の中で、商品名に「アシスト」と入っているものが療法食です。

アシストと入っていない「犬用 パピープラス(CPW:ウェット)」と「犬用 アダルトプラス(CXW:ウェット)」は健康維持食となります。

ドライフードの賞味期限は製造後18ヶ月、ウェットフードは製造後24ヶ月です。

以前は「犬用 皮膚アシスト(CDD)」「GIコントロール(CED)」「加水分解プラス(CΩD-HY)」もありましたが、終売となりました。

犬用スペシフィックのQ&A

犬用スペシフィックのお試しサンプルってある?

当サイトが調査した限りでは、どうやら動物病院でスペシフィックのサンプルを配布しているようです。

ただし、全ての動物病院で取り扱っているとは限りません。まずは診察の際に尋ねてみるといいでしょう。

犬用スペシフィックの取扱店や販売店舗はどこ?

スペシフィックは主に動物病院で取り扱われています。

Amazonや楽天などの通販サイトでも販売されていますが、新規で購入する場合は必ずかかりつけの獣医師に相談するようにしてください。

犬用スペシフィックのまとめ

スペシフィックのまとめ
  • 原材料は、北欧産・ヨーロッパ産のものが中心と開示していて良心的。
  • フィッシュオイル加工の特殊技術で、高品質なオメガ3脂肪酸量を維持し油の質も追求。
  • 製造は40年以上もの実績がある欧州デクラ社製で品質を徹底。
  • 袋は機密性が高く、酸素バリア性にも優れたものを採用し劣化に配慮。
  • ウェットフードがあるタイプも豊富で、食べ飽きしないよう工夫。
  • 食材のグレードまでは開示されておらず気になる。
  • 調理方法にも言及されていれば、尚良かった。
  • 卵やトウモロコシなどが体質に合わない場合は注意が必要。

スペシフィックは、フィッシュオイルの加工方法や袋の機密性などを重視している商品だなと感じました。種類がたくさんあるのも利用しやすいと言えます。

原材料は北欧産・ヨーロッパ産のものを中心に使用し、フィッシュオイルは特殊技術で高品質なオメガ3脂肪酸量を維持し「油の質」にまでも配慮されているんです。

また、今回調査した療法食「犬用 消化器アシスト(CID:ドライ)」は、合成着色料・合成フレーバーは使われていません。

神様
袋の材質は機密性が高く、酸素バリア性にも優れているものなのじゃ。劣化にも配慮しておるのじゃな。

療法食の中でも比較的信頼できるなと感じる一方で、気になる点もありました。食材のグレードや調理方法についての説明がないことです。

食材の産地は開示されているため、もう少し踏み込んでどんなグレードなのかわかると、今よりもっと安心できます。調理方法に関しても同様です。

「犬用 消化器アシスト(CID:ドライ)」はリニューアルで「BHT・BHA・没食子酸プロピル・砂糖」が不使用になり、良い方向へ大きく印象が変わった経緯もあります。

このことから、食材のグレードや調理方法についても、今後開示されると良いのになと感じる商品でした。

犬用スペシフィックの基本情報

内容量 2kg
※犬用 消化器アシスト(CID:ドライ)の場合
初回購入価格
定期購入価格
通常価格 3,276円(2kg)
※楽天参考価格
販売会社 MSDアニマルヘルス株式会社
公式サイト https://www.msd-animal-health.jp
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